京都の通りをデザインする                                                           公益社団法人京都デザイン協会

三条通りを中心とした新たな京都観光の姿

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J、 嵯峨街道地区(帷子ノ辻~嵯峨伊勢ノ上町)の特性

・この地区は、帷子ノ辻から、嵐山に近い府道112号と府道29号の合流点との区間とする。ほぼ1.7kmの距離がある。
・この地区は三条通の北側に約150m前後の距離を保ちつつ、嵐電が走っている。
・嵐電の各駅(有栖川、車折神社、鹿王院)が地域に密着しながら、歴史的な神社仏閣を拠点として西に繋がっている。
・大堰川から分流された西高瀬川の流れが嵯峨中山町辺りで見られる。
・水辺のある風景は三条通に潤いを与えている。この地にも材木商が点在している。
・道路幅員は狭いところでは9mほどあるが、一方通行ではない。歩行に危険を伴う箇所がある。
・沿道の建物のデザインに存在感の無いものが増えつつある。
・しかし、車折神社、斎宮神社、嵯峨美術大学、松竹撮影所、西高瀬川など、地区をイメージアップできる施設が点在している。

m−15−2.psd豊かな水流の西高瀬川m−15−1.psd三条通に面する車折神社の鳥居