HOME > 魅力 > 魅力-01

京都の通りをデザインする                                                           公益社団法人京都デザイン協会

三条通りを中心とした新たな京都観光の姿

1、京都観光の中心軸として「三条通り」の魅力

1、京都観光の中心軸として「三条通り」の魅力
・京都は「綜合芸術文化都市」と同時に、日本で一番大きな「観光都市」でもあります。
 京都観光の最大の魅力は、市中の至る所に観光資源があり、今なお、資源が発見されていることです。
・しかし、大観光都市であるにかかわらず観光ルートに軸がありません。
 パリのシャンゼリゼ通りとその延長線上の通りはパリの中心軸になっています。
・「三条通り」を中心軸とし、観光ルートの拠点軸とすることで、観光客それぞれの観光ルートを作り出すことが出来ます。
 利用者側が発見するという新しい観光スタイルも成立し易くなります。
・旧三条四ノ宮〜嵐山までの、ほぼ15kmの道のりを公共交通機関と併用しながら、
 京都観光のための「歩く街道」として位置づけます。

■マイカー観光に変わって
・春、秋の観光シーズンになると、マイカーによる観光地の渋滞は、観光そのものを劣化させています。
 行政によるマイカー自粛促進もまだ軌道に乗っていません。
・京都観光の魅力は、歩いて、自分だけの観光ルートを発見するところにあります。
・三条通りが中心軸になる根拠の最大の条件が公共交通機関(JR、地下鉄東西線、嵐電など)の存在です。

■三条通りが中心軸になるためには、
  1) 歩いて散策する三条通りの魅力の発見と
  2) 三条通りの新たなデザインの提案が必要です。