京都の通りをデザインする                                                           公益社団法人京都デザイン協会

三条通りを中心とした新たな京都観光の姿

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B、 御陵地区(御陵~日ノ岡)の特性

・旧三条通と三条通(府道143 号)との合流地点から日ノ岡の交差点付近までの1.1km の距離。
・三条通(府道143 号)の道路幅員は平均で約17m。車道が約10m、歩道がそれぞれ3.5m。
・この区間は1997 年に地下鉄東西線と京阪電鉄京津線の地下乗り入れに伴い、京津線の路面電車が消える。
・名神東IC と繋がるこの区間はかっては慢性的な道路渋滞に見舞われていたが、現在では日常的にはやや解消されている。
・沿線には廃線になった路線敷が地元の散策公園やポケットパークに再活用されていている。
・また、天智天皇御陵があって人々の散策の場になっている。
・しかし、沿道の建築群のデザインは不揃いで、並木もまばら。美しい道路とは云いがたい。

M-07-1.psd旧三条通と三条通(府道143 号)との合流地点M-07-2.psd日ノ岡交差点