京都の通りをデザインする                                                           公益社団法人京都デザイン協会

三条通りを中心とした新たな京都観光の姿

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G、 千本・西大路地区の特性

・かっての千本三条近辺は西高瀬川の水運を使って、京都北部の材木が集積された地である。
・現在は衰退しているがその面影が少し残っていて、材木センターをはじめ銘木店などが建ち並んでいる。
・道路幅は広くなって往復2 車線車道と歩道が分離されている。
・道路の北側に平行して流れていた西高瀬川は現在暗渠になり、粗分道路幅員は広く歩道と平行して自転車専用道がある。
・しかし、この地区の1km ほどの区間に南北の辻が多く、その度に自転車通行注意の柵が設けられていて、景観としては見苦しい。
・千本三条のすぐ北の二条にはJR 二条駅、地下鉄二条駅があって、交通の便は良く、周辺の人口は増えつつある。
・沿道の建物はデザインとしての協調も無く、雑然とした景観である。

M-12-1.psd写真右手には自転車通行注意柵が見える