ごあいさつ


 京都デザイン協会は、第一線で活躍するデザイナー及びデザイン関係者を結集し、デザインを通じて京都の地域産業振興と、豊かな生活環境の形成に寄与することを目的として、1967年5月に京都デザイン協議会として発足、1979年に京都デザイン協会と改名、1981年に社団法人京都デザイン協会に移行し、2013年6月には公益社団法人京都デザイン協会の認可を受け活動を継続しています。
 「京都デザイン賞」の入選作品は、2009年度の第1回以来、京都の伝統と文化を守りながら、新たなデザイン手法を用いて、新しい京都のデザイン創出を図る作品を発見、顕彰、そしてその良さを広報し、流通に載せる一助を担うことを目的として公募し、応募された作品の中から、審査により厳選された作品です。
 第14回の今回は71点の応募作品から、28点の入選作品を選出、その中から京都デザイン賞 大賞、京都府知事賞、京都市長賞、京都商工会議所会頭賞、京都新聞賞、課題部門4課題への各賞、学生賞(画箋堂賞)をそれぞれ1点ずつ選出させていただきました。なお、今回から大賞を第1〜第5部門、第6部門から各1点の選出を予定しましたが、第1〜第5部門からは残念ながら該当作品なしとなりました。
 また今回も、コロナ禍が収束せず多くの活動が縮小、中止を余儀なくされる中、出品者はもとより、後援、協力、協賛をいただいた多くの企業・団体・個人のみなさまのご理解とご協力のおかげで、ここに「京都デザイン賞2022」の入賞・入選作品をご紹介させていただけますことを、あらためて感謝申し上げます。
 私たちは今後とも「京都デザイン賞」で選出した優秀な作品を、「京都発21世紀の大きな波」となることを願い、日本、世界へ向け発信していく所存ですので、より一層のお力添えをお願い申し上げます。
 

2022年11月
主催者代表 公益社団法人 京都デザイン協会
理事長 奈良 磐雄
審査基準

斬新な京都のイメージを創出している。

独創性がある。

使いやすい配慮がなされている。

新素材、技術に挑戦している。

環境への配慮がなされている。


<募集部門について>

<第1部門>グラフィックデザイン・パッケージデザイン
<第2部門>ファッションデザイン・テキスタイルデザイン・キモノ
<第3部門>プロダクトデザイン・クラフト・雑貨デザイン
<第4部門>課題によるデザイン提案
  課題①  伏見の清酒「都鶴」ラベル・パッケージデザイン
  課題② 「京とうふ藤野」パッケージデザイン
  課題③  新しい京の和文具デザイン
  課題④  布素材を使った小物のデザイン
<第5部門>映 像
<第6部門>建築関連デザイン
  ① 建築デザイン
  ② インテリアデザイン
  ③ 造園/環境デザイン