やさしさを
性能に加えた、
イシダの
デザインスタイル
株式会社 イシダ
〒606-8392
京都市左京区聖護院山王町44番地
TEL:075・771・4141(代)
FAX:075・751・0747
「度量衡法」が施行された明治26(一八九三)年、度量衡の製造と販売の免許を出願した人々の中にイシダの創業者石田音吉の名があった。イシダの歴史はここに始まる。棒秤、木秤から上皿棹秤、台秤、自動台秤…イシダブランドは順調に業績を伸ばす。エポックとなったのは工場のオートメーション化に伴って、他社に先駆けて開発した自動計量機。この機械は工場の生産ラインを大きく効率化することになる。またイシダは流通の発達と共に、量販店における計量・仕分け・ラベリングなどのトータルオートメーションシステムへと発展する。生産、物流、流通をより効率化するために、そこには精密計量技術の他に時代の要請に応える多くの技術が加味されていった。
そしていま、店舗の形態や販売方法が変化し、ユーザーだけでなく、そこを訪れる人までがターゲットになる時代。はかりにも美しさややさしさが求められる。コンパクトでいて使いやすいこと。店舗の環境にフィットしてあらゆる人が気持ちよく使えること。デザインもまた、製品性能の一部なのである。コスト、素材、形状といったIDの宿命ともいえるさまざまな制約の中でどれほどこだわるのか、そこが他との差である。必要なもの、可能なこと、簡単に妥協はしない。可能な限りの挑戦の末に、人や周囲にやさしいイシダスタイルが、デザインと技術の間で結実する。
写真1
電子計算ハカリ「LC-21 ELEGANT」
写真2
コンピュータスケール「CCW-NZ-214W」