京都に根ざした優れたデザインを発掘

「もの」より
「感動」を
生み出す力

株式会社 アウラ

 〒615-8074
 京都市西京区桂南巽町34-3 古川ビル2F 201号
 TEL:075・393・6856
 FAX:075・393・6858

株式会社アウラ社長野々村道信は生っ粋の京都人である。時代に合わなくなったという理由で廃れていく京都の伝統と文化を、新しい視点で現代にフィットさせていく、平成版職人。京都が担っていた文化、情報の発信拠点の役割を「アウラ」という会社で担おうとしている。彼は既成概念を破る大胆なアイデアを、若い頃から築いてきた様々な分野の人々とのネットワークを生かし、次々とかたちにしていく。たとえば西陣に「引箔」という伝統技法がある。この技法に最新のテクノロジーを加え、耐熱性と硬度を獲得させたテーブル天板やカウンタートップは今までにないモダンな空間をつくり出す。蒔絵技法と工芸職人の技に現代感覚を融合させた万年筆は東急ハンズと共同開発を行った。インターネットでの完全オーダーシステムを開発するなど、発想力とコーディネート能力、プレゼンテーション能力を駆使して時代に置き去りにされていくものたちを甦らせる。それは居心地のよい空間であったり、現代人が忘れかけているコミュニケーションであったり。マテリアル、空間、システム、意匠…あらゆるものが再構築され、新しい価値を持って人の心に感動を呼び起こす。感動が人々に伝わるとき、それは文化になると、野々村道信はものづくりの、さらなる上をめざす。

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写真1
東京帝国ホテル
「ステーキハウス嘉門」壁面、アウラトーン、装色、パネル、施工事例
写真2
万年筆「江戸」