•  新しい京都のデザインを創出

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豆腐クルトン
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井口 友翔(専門学校アートカレッジ 神戸)
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「とうふクルトン」は、京都という観光客が多い場所で商品を展開することを想定し、地域の方にも外国人観光客にも購入していただける豆腐として考案しました。さまざまな料理に彩りを加え、スープなどに振りかけることで、花が水面に舞い落ちるような風情ある「和」に触れることができ、国外にいても日本を感じさせるような商品です。海外では、豆腐の食感や味が苦手という意見が多くあるため、そういった方々も食べやすいように、乾燥という加工法を提案しました。生モノではなくなるので、持ち運びも簡単になるという利点もあります。パッケージやとうふクルトンの形には、外国人観光客の心をくすぐるような工夫として、日本を連想させる和の要素を用いています。特に、日本を象徴する桜の花びらや京都の特産品であるお茶畑、簪の花飾りとして使用される藤の花など、「和」と「商品展開の中心となる京都」を一緒に感じさせる植物を選択しています。
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