加藤良株式会社

＜アクロス事業部＞
　〒６２１-００１１
　京都府亀岡市大井町土田３丁目１０番３号
　ＴＥＬ:０７７１・２２・５４８２
　ＦＡＸ:０７７１・２３・９６７５

加藤良株式会社は、もとは七五三の小物製造を行っていた。和装市場の低迷と少子化の中で新しい市場を模索した結果、縫製の技術を生かせる「帆布製品」に注目、社内にアクロス事業部を設立して新製品の開発にあたった。そして生み出されたのが、自立するほどの丈夫さを生かした帆布のマルチボックス、トートバッグ、ワインバッグなどの一連の商品である。これらは使い手が自由な発想で使用できるようあえて使い方を限定していない。皮革と組み合わせたり、さらに発展してシーズンに合わせてメッシュやフェルト素材を使用するなど次々と新しいアイテムを開発。ありそうでなかった商品であり長く使えることで、結果的にエコロジーにつながると、インテリア業界や小売り業界から注目されている。加藤良のメーカーとしての最大の特長は、国内生産へのこだわりと、独自のミニラインによる小ロットへの対応力。つまり市場の求めに応じて、高品質の製品を必要なだけ供給できる、企画、生産、販売を一本化する小物版ＳＰＡの機能をもつということである。これからのものづくりに欠かせない必要に応じた生産と、クオリティ。そして長く培った技術、自らも消費者である生産スタッフによるアイデアなど、加藤良は、自社で培ってきた企業資産を新しい時代に移し変えることに成功している。

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アタッシュマン・フォールディングボックス、ワインキャリーバッグ
アタッシュマン・キャンバスボックス（オープン）