開催趣旨

京都には1200年の歴史が培った魅力的なデザインが多数存在しています。それらは現代においても引用され、新たな作品や商品開発に繋がっています。京都デザイン賞2016では、京都の伝統と文化を守りながら、新たなデザイン手法を用いて、新しい京都のデザインの創出を図る作品を募集します。 

  • 募集部門と表現分野について
A 提案部門
製品化・実用化することを前提としたもの

新しい京都を期待させる未発表のアイデアで、製品化、実用化が可能なデザインを提案してください。提案する内容に関しては自由で規定はありません。 

B 作品および製品部門
既に製品化・実用化されているもの

京都に相応しい、すでに製品化されている製品、または実用化されているデザインをご提出してください。機能美や革新的な仕組みも含みます。 

表現分野(A・B部門共通)

 <第1分野> グラフィックデザイン・ポスター・ブック・パンフレット・写真・イラストレーション・パッケージデザイン

 <第2分野> ファッションデザイン・テキスタイルデザイン・キモノ

 <第3分野> プロダクトデザイン・クラフト・雑貨デザイン

 <第4分野> 建築・ランドスケープ・インテリアデザイン・ディスプレイ

C 課題部門
製品化・実用化することを前提としたもの

次の①〜③のいずれかについて、京都にふさわしい斬新なデザインを提案してください。

課題① 伏見の清酒「都鶴」の訪日外国人に向けたラベルと外箱のデザイン

課題② 「京とうふ藤野」パッケージデザイン  
課題③ 京の和文具商品企画「新しい京の和文具」

       和紙、洋紙は問いませんが、紙を使った製品をご提案ください。

詳細については「提出作品および提出製品について」をご覧ください。 

提出作品および提出製品について

 以下のいずれかの方法で提出してください。

❶パネルと実物・模型等で提出 

❷パネルのみで提出

❸実物・模型等と所定の作品説明書で提出

❹C部門 課題①ラベルと外箱のデザインは実物ダミーと所定の作品説明書で提出。※ラベルのみ、またはラベルと外箱のセットで提案。

  伏見の清酒「都鶴」の商品名でデザインしてください。

  瓶 = 任意に用意した720ml空瓶にデザインしたラベルを貼付けたダミーを提出。

  外箱 = 幅90×高さ285×奥行き87(単位mm)のダミーデザインを提出。

 商標「都鶴」は必ず入れること。

 現状のロゴと鶴のイラストを使用する場合は画像を以下よりダウンロードしてください。

 オリジナルのロゴと鶴を新たにデザインしてもよい。

※「都鶴」のロゴはデザイン協会のホームページからダウンロードできます。

※詳しくは都鶴または伊勢丹のホームページより

  ▶京都デザイン協会 http://www.kyoto-design.net/award.html

  ▶都鶴 http://www.miyakotsuru.co.jp/

  ▶伊勢丹オンラインショップ

        http://online.wjr-isetan.com/shop/g/gF30151034170-027/

 ❺C部門 課題②は実物ダミーまたはパネルで提出。実物ダミーの場合は所定の作品説明書を添付してください。

  「京とうふ藤野」の商品名でパッケージデザインしてください。パッケージ素材、印刷の版式や色数は自由。

  ▶京とうふ藤野 http://www.kyotofu.co.jp/

 ❻C部門 課題③実物ダミーまたはパネルで提出。実物ダミーの場合は所定の作品説明書を添付してください。
 製品のみでも構いませんが、パッケージや店頭での展開イメージなども提案していただいて構いません。

 

  ▶参考 尚雅堂 http://www.shogado.co.jp/

※所定の作品説明書は「京都デザイン賞2016」のホームページからダウンロードできます。

※いずれの提出物も1提案を1作品とします。

※パネル裏面に出品票を貼付け提出してください。また、B部門第4分野については作品の所在地住所、地図も貼付けてください。

※パネルサイズは、A1(594×841mm) 縦に使用してください。 

応募登録および締め切り 

応募登録書に必要事項を記入のうえ、

開催事務局公益社団法人京都デザイン協会までファックス、メール、郵送にてお送りください。出品料振込確認後、事務局から出品票をお送りします。

 <応募登録書に振込名義人、振込日、振込金額をご記入ください。>

 京都デザイン賞2016のホームページから応募登録書をダウンロードできます。 

 http://www.kyoto-design.net/award.html

応募登録締め切り:2016年9月30日(金)

応募登録書の送付先:公益社団法人京都デザイン協会

〒604-8247 京都市中京区塩屋町39(三条通小川北西角)

FAX:050-3385-8009

e-mail:info@kyoto-design.net

出品料および出品数

A部門[第1〜4分野] 1作品 3,000円

B部門[第1〜3分野] 1作品 5,000円 

B部門[第4分野]   1作品 10,000円

C部門         1作品 3,000円

出品料は応募登録締め切りまでに下記口座へお振込みください。なお、振込手数料は本人負担とします。

京都銀行本店 普通 752271

公益社団法人 京都デザイン協会 理事長 奈良磐雄  宛

応募作品・製品の搬入・搬出

応募作品および製品は、下記まで搬入・搬出してください。

搬入先:

〒610-1197 京都市西京区大枝沓掛町13-6

京都市立芸術大学 京都デザイン賞係宛

大学へのお問い合わせはご遠慮ください。

パネル作品のみの方は10月7日(金)までに京都デザイン協会へ郵送していただいても結構です。

搬 入:2016年10月8日(土)10:00〜14:00

    (時間厳守)

搬 出:2016年10月9日(日)15:00〜16:50 

    京都市立芸術大学にて 
作品パネルの返却は、
2016年11月14日(月)・15日(火)14:00〜17:00 
公益社団法人京都デザイン協会にて返却します。

<搬入・搬出のご注意>

 

搬入は応募者または代理者(宅配等の専門業者を含む)が行ってください。   搬入日当日以外は受け付けません。

作品・製品の破損については一切責任を負いません。

審査の運営および他の応募作品および製品に支障をきたす恐れのあるものは受付をしない場合があります。

受付で発生したゴミ等は、原則として応募者または代理者が責任を持って処分してください。

搬出日にお引き取りがない場合、作品は廃棄処分いたします。なお、処分にかかる費用を出品者に請求することがあります。

搬入会場へのアクセスについては公益社団法人 京都デザイン協会ホームページをご覧ください。

 

入選作品展・表彰式・作品講評会・交流会

[入選作品展]

  2016年11月3日(木・祝)〜11月6日(日) 京都府庁旧本館2階

[表彰式・作品講評会]

  2016年11月6日(日) 京都府庁旧議場

[交流会]

  2016年11月6日(日) 京都平安ホテル

審査基準

◆ 斬新な京都のイメージを創出している。

◆ 独創性がある。

◆ 使いやすい配慮がなされている。

◆ 新素材、技術に挑戦している。

◆ 環境への配慮がなされている。

審査員

審査委員長:奈良磐雄(公益社団法人京都デザイン協会理事長)

第1分野:久谷政樹(グラフィックデザイナー・京都造形芸術大学名誉教授)

第2分野:滝口洋子(京都市立芸術大学教授)

第3分野:村田智明(株式会社ハーズ実験デザイン研究所 代表取締役、京都造形芸術大学大学院SDI所長・プロダクトデザイン学科教授)

第4分野:新井清一(建築家・京都精華大学教授)

全部門共通:中島信也(株式会社東北新社取締役・CMディレクター)

全部門共通京都デザイン協会正会員

京都デザイン大賞

   1点(賞状とクリスタルトロフィー)

京都府知事賞

   1点(賞状) 

京都市長賞

   1点(賞状)  

京都商工会議所会頭賞

   1点(賞状)  

京都新聞賞

   1点(賞状)

伏見の清酒・都鶴賞

   1点(賞状と賞金3万円)

京とうふ藤野賞

   1点(賞状と賞金3万円)

尚雅堂 京文具賞

   1点(賞状と賞金3万円)

学生賞(画箋堂賞)

   1点(賞状と画箋堂にて使用できる

      3万円分の商品券)

入選 各部門数点(賞状)

ホルベイン画材(株)様より入賞・入選者全員にクロッキーブック贈呈。

※賞によっては「該当作品なし」とさせていただく場合があります。

入賞された作品および商品には
「京都デザイン賞」マークを使用することができます。
審査結果の通知

審査結果は2016年10月中旬に、入賞者には文書で通知するとともにホームページで公開します。

入賞後、応募要項に反する事実が判明した場合、入賞を取り消す場合があります。また、安全性、衛生面等専門機関の試験、検査が必要なものは、当該試験、検査が終了しているものと判断し、入賞後これらの点で不都合が生じた場合、入賞を取り消すことがあります。さらに、必要に応じて品質データの提出や、専門機関での検査等を求めることがあります。

なお、入賞・入選作品の著作権、意匠権、特許権等について保証するものではありません。

意匠権等について

京都デザイン賞応募作品に関する意匠権等の知的財産権、品質、性能、安全性等の要件、およびその販売、施工等に関して生じた問題に関しては応募者が責任を負うものとし、主催者は一切の責任を負いません。京都デザイン賞への応募者、または受賞者あるいは第三者の間で生じた紛争については、主催者は一切の責任を負いません。